ZENシーカヤッカーグラフィックvol.4
SeaKayakCarGraphics vol.4

How to CarTop-1
ルーフキャリア大全

 

ベースキャリア カヤックアタッチメント タイダウン アクセサリー
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ルーフキャリア
 ルーフキャリアはベースキャリアカヤックアタッチメントから構成されます。
 他に必要なものはタイダウンベルトとタイダウン用ロープ。
(商品によってはベルトが付属しています)
 カヤックアタッチメントによってはキャリヤ・パッドが必要です。



ベースキャリア
・ ベースキャリアは、フットバーで構成されています。  

・ ベースキャリアはクルマメーカーオリジナル品とシステムキャリア専門メーカーのものがあります。 後者を強く薦めます。

★システムキャリアのメリット
 クルマメーカー純正品にはカヤックキャリアが装着できないものがあります。
 システムキャリアでしたら、カヤック、自転車等、上に乗せる遊び道具に応じたアタッチメントの種類も豊富です。

 システムキャリアは強度的にも優れていることが多いです。
 
 さらに、将来的にクルマを他社製品に買い換えたさい、最小限のパーツ交換で継続して使えます。
 つまり拡張性が比較にならないくらい優れています。


 なお、ベースキャリアのフットとバーとカヤックアタッチメントは国際規格の角パイプのキャリア専門メーカーのものなら各社互換性があります。具体的にはTHULE(スーリー)、RV−INNO(アールブイイノー)は32×23mmの角パイプです。
 ただし、TERZO(テルツオ)は31x21mmと幅で1mm、高さで2mm細いのです。
アタッチメントとの相性によって、問題なく付くものと、締め付けが不充分なものがありますので注意してください(その場合は各自スペーサーを自作してみてください)。
アタッチメントの取りつけ様式で(例えば、U字ボルトで締めるのか、板を押しつけて締めるのか、両側版を狭めて締めつけるか)、
また公差を大き目にとっているのか、
などで組み合わせ相性の悪いものができてしまったようです。
 逆に細いはずのテルツオのアタッチメントでも、太いスーリーのバーに取りつけが可能な例も実際にありました。

 メーカーとしては、『他社製品との併用・混用はしないでください』とうたっています。 
 自己責任の範囲で組み合わせてみてください。

 クルマメーカー純正品には国際規格とマッチしないものもあります。

・  品質的にもシステムキャリアメーカーのものはとても優れています。逆にクルマメーカーから純正指定されているものもあります。ボルボやワーゲンなどから純正指定されているTHULE(スーリー)は錆びにもかなり強いのでお勧めです。



フット
フットはクルマのルーフ形状によって、決定されます。
クルマの名称・形式(車検証参照)・年式によって異なります。
ご購入希望者は車検証を参照の上ご相談ください。  
クルマ買い替え時も最少のパーツ交換で押さえましょう。
 レインガ−タ−タイプ

   クルマに昔ながらのレインガ−タ−(レインモール・雨トイ)のあるタイプは簡単にしっかり取りつけられます。 アウトドアで遊ぶクルマには付けてもらいたい仕様です。
 ハイルーフに合わせて、フットの高さも数種類用意されてます。

 ルーフオンタイプ

 ルーフレールがなく、レインガーターもない車に装着できます。
 フットをルーフに乗せ、フックで固定します。取り付けには、車の車種・年式・型式に適応したフック(スーリーはキットと呼んでいます。別売) が必要です。


KIT
 ルーフオンタイプ用のキットはフックとゴムパッドのセットです。
 フックは同じ車種でも年式で違うことがあるし、ワンセットで前後のある車種もあります。
 パッドも車種によって違います。例えば上の場合、ミゾにはまる出っ張りも成形されてます。
 クルマを買い替えた場合、このキットだけの交換で対応できる場合もあります。
 ルーフレールタイプ

 ルーフレール付きのクルマにはこのタイプです。
 国産車のルーフレールには、ただの飾りモノとしての強度しかないエセが存在します。シーカヤッカーそのようなクルマは買ってはいけません。
また、ルーフレールの取り付けが、後席上くらいから始まるクルマでは、積載したカヤックがクルマの後ろぎみに付きます。

 Tトラックタイプ
 
 ルーフに埋め込まれたマウントにキャリアのフットをボルトオンして使います。
 確かフォードあたりが採用するのが早かったですね。
これも何種類か出てきました。

・ ルーフの長軸方向に長めのスライドレール(ルーフレールベース)が埋め込まれて、自由な場所でフットを固定できるタイプ。
(写真上、屋根長いっぱいの長さにスパンをとれるニッサン・ウイングロード。
aikoさんの愛車。)












・ ルーフの長軸方向にルーフレールベースが置かれているスタイル。立ちあがってないルーフレールといったシルエットです。 ニューレガシーなどがこれにあたります。
 (断面イラスト)
 















・ 決められたピンポイントのマウントにフットを固定するタイプ。(写真の中のタイプ。エクストレイル)



 これらが最も進んだカタチなのでしょうか? 確かに最もスマートに装着できます。しかし、取りつけビスがなんとも細いメーカーが多いことか。
 これもお飾りにしないでくださいよね、クルマメーカーさん。カヤックをしっかり積める強度にしてくださいよ!!




バー
 バーはクルマのルーフ幅によって推奨サイズが決められています。
 でも、車幅までのサイズが可能なので、たくさん載せる方は車幅ギリギリのサイズを選ぶこともできます。
 最近のクルマは車幅よりも屋根幅が極端に狭いです。

 スーリーのバーラインナップ
  108cm- \5.000 / 120cm-\5.500 / 135cm-\6.000 / 150cm-\7.000
  強化バー(ラピッドシステム不適合)163cm-\10.000 / 200cm-\12.000

 ただし、スーリーの新型のラピッドシステムでは推奨サイズよりも長いバーは使えません。

 エアロバーと称する楕円断面のバーもありますが、カヤックアタッチメントを取りつけ付加なものが多いので、スクウエアタイプを選びます。




ショートルーフラインアダプター(SBA)
   2ドアなど前後ベースキャリアの取りつけスパンが極端に短いクルマには必ず必要です。 ルーフオン式ベースキャリアの補助具です。
 前後ベースキャリアを連結する縦バーと、縦バーをルーフに固定するクランプフット部で構成されています。
 これが必要かどうかは、車種別適応をチェックするとわかります。

 取りつけるフットによって価格が異なります。
750フット(ラピッドシステム)用 777 ¥10.500
950フット(ノーマル・ルーフオン式)用 477 ¥7.000

 写真の左側リアベースキャリアは、ルーフに載っているだけ。
 前後ベースキャリアを縦バーで結び、そのクランプフットがルーフを掴んでいる。

 750フット用の777.
ツードアのミューにも必要。
950フット用の477.




カヤックアタッチメント
 カヤックアタッチメントを付けずに、パッドのみのバーに平積みしてる人もいるけど薦められません。(縦積みの場合は、強度があって平気ですが)
 カヤックのボトムの1点しかバーに接していない状態で、タイダウンベルトで締め付けると、1点のみに応力が集中して、ボトムが変形します。ことにポリ艇は変形度合が大きいです。
 一時的な変形は、もとに戻りますが、怖いのは内側の隔壁が変形によって,接着はがれが生じて、水漏れがおこることです。 
 専用のカヤックアタッチメントなら、ボトムを面で支えてくれるので、応力を分散してくれます。
 

 スタイルは、平置き型・縦型・斜め型の3種類。
 平置型カヤックアタッチメント

 カヤックを平置きに安定して積めるのでもっともポプラ−なスタイルです。
カヤック自体のホールドもかなりしっかりしてくれるので安心です。
当たる面のラバーパッドは摩擦係数の高いものを使っているので、滑りにくいです。
 一度ZENメンバーでこのタイプのアタッチメントにシーカヤックを載せ、ベルト固定を忘れて10Km走ってしまった方がいましたが、それだけでも落ちなかったそうです(ただし、パドルは落として紛失してしまったそうです。)。それくらい安定して積載できます。

 スーリー874-3
 カヤックのハル(ボトム)形状に合わせて角度を3段階に調整できるからフィット感はバツグンです。
 以前は1艇分(4個セット)で販売されていましたが、現在は2個売りです。なので2セット必要です。もしくは下の873と組合せで使います。
メインバーからの高さ150mm。
  2.75mのベルト付き。¥7.500

 メインバーからは工具なして着脱可能です。
(ドイツ技術監査局の総合テスト合格製品)


スーリー873-3 ハイドログライド
 カヤックアタッチメントなのだが、積み下ろしの時に滑らせるためが主目的。当たり面はフェルトパッドなのでうまくスライドさせることが可能です。
 パッド部は角度がフリーに動きます。スプリングにより、作業中ボトムの角度に追従していて安定して滑らせます。
 今まで874だけだとまったく滑らないので乗せにくかったけれど、これを併用すれば解消されます。
 コレだけを前後ワンセットで使ってはいけません。前側は874で後ろに873というコンビネーションで使用してください。
後部専用です。
 2個ワンセット。 ¥9000 ベルト付き。
(ドイツ技術監査局の総合テスト合格製品)


イラストはスーリーマニュアルから


 ☆残念ながら終了になってしまいました。
メーカー在庫も完売です。
あえて削除しないで残しておきます。
こんな便利な物!
復活して欲しい方はスーリーへリクエストしてください! ユーザーのパワーが大事です!
 縦型カヤックアタッチメント

 こちらはカヤックを縦に積むタイプ。前者の平積みスタイルでも1台のクルマに2セット2艇は積めるでしょうが、3艇以上は縦積みしかありません。
 一艇でもこちらのスタイルが好きという方もいます。下の受けはパッド(別売り)を使うので、載せる時に滑らせやすいのがメリットです。
 横風を受けそうですが、ZENはこのスタイルで10年以上積んでいて、東北道も終点までも飛ばしたけど、特に問題はありませんでした。

 スーリー520
 U字バーにカヤックを立てかけて使用します。
 U字バーは使用しない時は倒して、ルーフと平行に低くすることができます。
 (本体とメインバーの取り付けは5mmアーレンキーが必要です。)
メインバーからの高さ435mm。
 3.25mベルト付き。 ¥10.000

写真では使っていませんが、メインバーにキャリアパッドを使うことを推奨します。カヤックのホールドが良く、カヤック自体にもダメージが少なくなります。

(ドイツ技術監査局の総合テスト合格製品)
Qualityバーチカルルーフラック
 縦型アタッチメント。メインバーにはボルト4本で固定します。

 バーは使用しない時は倒して、ルーフと平行に低くすることができます。ロックボタン押すだけで、最も簡単に倒せます。
 倒した時のバーからの突出は8cm

 ベルトは先端の逆U字金具に通します。
縦バーには柔かなパッドが装着されています。 \15.000


パッド スーリー535
 縦型アタッチメントには必ず、パッドを併用させます。
 カヤックの安定感が良くなり、カヤック自体にもダメージが少なくなります。
 カラー:ブルー・ブラック・レッド・モスグリーン・ブラウン。
 幅:51cm
 ¥4200(2本セット)

 斜め型カヤックアタッチメント

 カヤックを斜めに載せるJ字型アタッチメント。
カヤックのホールドが良く、クルマのサイドから載せやすい構造です。
 省スペースなので、メインバーが短くても2艇積みたい方向け。また、カヤックとハーフラックや自転車などを併載する場合に都合がいいですね。

スーリー835 ハル・ア・ポート
 J型ホルダーには2ヶ所にパッドがついてカヤックを優しく、しっかりホールドしてくれる。
 メインバーからの高さ445mm。
4mベルト付き。 ¥17.000

 スーリーのカタログ写真及びパッケージイラストではベルトの下部確保に、J字下端を使っているけれど推奨しません。、アタッチメント下のメインバーで通したほうが個縛がしっかりできます。

 注:写真は2セット装備しています。



タイダウンロープ
 カヤックアタッチメントに正しく積載していれば、安定していますが、万一のことを考えたら、前後にタイダウンロープをセットしておくべきです。

メリットは
★ 急ブレーキをかけたさい、飛び出さない。
★ ダートやギャップの衝撃でシーソー状に動かない。
★ もしカヤックキャリアが壊れたり、ベルトが外れたりした場合、カヤックを落とす可能性が減少する。
 
★ メインキャリアの取りつけ前後スパンが極端に短いクルマは必ず縛りましょう!
(写真例はMR2)
 太さは6mm以上のロープを使います。
 カヤック側はグラブループに、
クルマ側はバンパーか、牽引ロープ用フックにかけます。

 最近のクルマは写真のように、ヒートンをネジ込むタイプも増えています。
(写真は井上さんのアルファロメオ)
 


知っておきたいロープワーク
タイダウン用(アンカー / トラッカーズヒッチ )
もやい結び ビギナーが陥りやすいミス 強化もやい結び
指巻き
腕巻き
立ち木巻き
ロープワークバンダナ


アクセサリー
積み下ろしサポーターやパドルの積載など
アウトリガーサポート スーリー547

 クルマのサイドから、一人でカヤックを積み下ろしするときの補助具。
通常はメインバーの脇に収納されていますが、積載時に横に引き出します。そこにカヤックの先端を載せて、次に後部を持ち上げてキャリアに積みます。
 端部に高さ21cmのストッパーが付いているので、カヤックを落としにくくなっている。
 全長117.5cm。最大引出し長60cm。

 ¥12.500

 ☆残念ながら終了になってしまいました。
メーカー在庫も完売です。
あえて削除しないで残しておきます。
こんな便利な物!
復活して欲しい方はスーリーへリクエストしてください! ユーザーのパワーが大事です!


サポートキット
 クルマの後部からカヤック積み下ろしのさい、リアハッチ上部やルーフへの接触を防いでくれ、
さらに積み易くしてくれるぐスライド式サポートバーです。
 不要の時はスライドさせて収納できるので、リアハッチの開閉にも支障がない。


・(大写真) 写真中の1の縦バーは別売です。
ベースキャリアバーの前後間隔に合わせて適した長さのベーシックバーが必要です。


・(大写真の2パーツ) サポートバーx1本、ボート積載時、このサポートバーにボートを立てかけることにより、リアハッチへのボートの接触を防ぎます。
 このバーは165cmなので、クルマの幅によってはカットします。

・(大写真の3パーツ) スライド機構部x4セット、ボート積載作業時はしっかり固定され、かつスムースなスライドを実現。

・その他 ストッパーx4個 クロスホルダーx2セット が含まれます。

ワンセット ¥20.000 (他に車種に合わせた縦バーが1セット必要です。)


 ☆車種適合と裏ワザについて → 
 
ラダースライドバー

 スライドさせる必要がなく、バー固定のままで支障なければ、もっと安価な方法もあります。

・ラダ―スライドバー(最後尾のステンレス・サポートバーとそれを縦バーに固定するホルダーキット。名前はスライドだけど、ハシゴをスライドさせると言う意味なのでまぎらわしい。) ¥7000

・縦バーをベースキャリアバーに固定するクロスホルダー4個。 ¥3000

・縦バー(メインキャリアのスパンに合わせた長さ)。

パドルホルダー
スーリー 562(スキーアタッチメント)


 本来はスキー用アタッチメントなのですが、パドルを収めるのにちょうどいいのです。
 ワンタッチでシャフトを固定することができます。
 本来4個売り(2セット分)なのですが、ZENでは2個売り可能です。
 ¥2400÷2=¥1200

 ただし、高さがあって、パドル2本にはいいが、1本では写真のようにゴムかウレタン類で上げ底させて使います。
(写真は嶋倉さんのランクルにノードカップパドル。クランクシャフトです。 片岡女史も使用しています。) 
ベースシート
N101      4枚1組 ¥1,000
180×85mm クリアー
ルーフオン式キャリア専用微粘着タイプ。キャリア装着からルーフのキズ防止保護シートです。曲面にも確実に貼れ、糊を残さずキレイにはがせます

掲示板は →イルカな掲示板

カヤックアタッチメントの店頭在庫は切らさないようにしています。
キャリア・アタッチメント類は15%オフです。
通販も可能です。

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