輪行あんちょこシリーズ
ペダル取外し・取付
 ペダル用工具はペダルによって種類が違います。
左から
・8mmヘックス、
・6mmヘックス
・トラディショナルな15mmペダルレンチ、
の三種類。


 ショップで組まれたペダルは長い工具でかなり強いトルクでくねじ込まれています。

 上段がペダルレンチ(フランスVAR製)。通常15ミリ。
最近はヘックスが多いです。2段目はスピンナーハンドルに8mmヘックスソケットをセット。
3段目は6mmT型ヘックスレンチ。
 これで十分なトルクをかけられます。 

 それを下段のような小さな携帯工具(パーク)では外せません。 
シッカリ締まったペダルは輪行用にあらかじめ緩めて、後に携帯工具で締めておかないと、外せなくなります。


 パークツールの携帯工具iB-2では6mmヘックスにアダプターが被り8mmヘックスとして機能します。



 ネジは通常は右回転で締まります。
しかし、左のペダルは逆ネジになってるので、逆回転です。
どっちだったっけとゴッチャになることがあります。
車輪の回転と同じ方向で締まる、と覚えておいてください。



自転車正立で
緩める場合

 自転車を正立したままの方が力が入ります。
クランクは回転するので、クランクの角度と工具の角度によっては、外すのに力が逃げてしまうことがあります。

 外す場合は、クランクを前方に水平に位置させます。
工具は9〜10時の位置が力を入れやすい位置です。
上から工具に体重を掛けて回します。
反車輪回転方向に力を掛けます。

 写真のようにアウターギヤにチェーンが掛かってないと、作業中に刺さりそうなので、必ずチェーンを掛け、作業手袋を使ってください。

 写真は右ペダルですが、左ペダルでも、クランク位置と工具位置、力を掛ける方向はまったく同じです。

 


締める場合
 締めこむ場合は、(ペダルをクランクにネジこんで最後トルクを掛ける時)クランクを前方に水平に位置させます。
工具は2〜3時の位置が力を入れやすい位置です。
上から工具に体重を掛けて回します。
車輪回転方向に力を掛けます。

  写真は右ペダルですが、左ペダルでも、クランク位置と工具位置、力を掛ける方向はまったく同じです。

 小さな携帯工具では、体重を掛けてしっかり締めこんでください。





ただし! クランク内側で工具を使う場合、工具によってはやりにくいことがあります。 その場合は自転車を倒立させてから行なう方法もあります。



自転車倒立で
緩める場合
自転車を倒立させてから外す場合は、
右・左どちらのペダルでも、クランクを進行方向に向け、
工具も進行方向へ向けて、上から体重を掛けて外します。
同時に、外さない側のクランクも上から押さえて動かないように。



締める場合
締める場合は、
右・左どちらのペダルでも、クランクを進行方向に向け、
工具は後ろ方向へ向けて、上から体重を掛けて締めます。
同時に、外さない側のクランクも上から押さえて動かないように。




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