飛行機輪行
byオーストリッチOS-500
  飛行機輪行は、出発空港で預けたあと、到着空港で受け取るまでは、自分の自転車がどんな扱いを受けているかを知ることはできません。
他の荷物の下になったり、放り投げられたりすることもあるかもしれません。
 せっかく出かけた先で走れなかったら、金銭では換えられない無念さがあります。

 そんなトラブルがないように、飛行機輪行にはできるだけのことをやっておいた方がいいですね。


 入れ物はハードケースがベストですが、普通の人が使うにはちょっと現実離れしています。
普通の輪行袋でも可能ですが、オーストリッチ「OS-500トラベルバッグ」がモアベターな選択です。
 厚さ10mmのウレタンでプロテクション効果を高め、航空便にも対応しています。
 実業団選手らも遠征で使っています。
ただしこのバッグは畳んでも大きいので、サイクリング中に携行するのは無理です。預けておけるシチュエーションにのみ有効です。



こんな感じで入ってます。



ホイールは両脇のポケットに

●輪行袋本体以外に必要なもの

・前エンド保護具
・後エンド保護具
・エアキャップ
・マスキングテープ
−−−−モアベター--------
・フレーム保護材
・ハブ軸先端保護材






手順
1) ライトやサイコンなどハンドル周りの装備を取り外す。

2) リアのギアを一番外側(トップ:重い側)にする。

3)  ペダルを外す。 詳しくはこちら

4) 前後のブレーキワイヤーのクイックを外す。

5) サイズによってはサドルを下げる。

6) 自転車を逆さまにする。

7) なるべく外への出っ張りは押さえた方が良いので、
 前輪のクイックを抜き、前輪を外す。
  中空ハブ軸外側を保護キャップするのがモアベター。



8) 前輪を外したところにエンド金具を取り付ける。

フロント用エンドガードはメーカーが自転車を送ってくる時の物
強く押し込んでください。                      


9) 後輪のクイックを抜き、後輪を外す。
   中空ハブ軸外側を保護するのがモアベター。

10) リヤ・ディレイラーを外す。
  5mmもしくは6mmヘックスで外せます。
  必ず車輪を外してからでないと、チェーンのテンションが高くてまずいです。
  外したRDはエアキャップで包みマスキングテープで固定。



11) 後輪を外したところにエンド金具を取り付ける。


エンドガードは通常輪行に使う別売り品。
取付角度注意。今回はこれで立てるのではない。
通常輪行の位置にしないこと!!!        
出っ張ってぶつからないような位置。        

チェーンもエアキャップで包んでおくのがモアベター。




12) 可能ならハンドルステムを緩めてハンドル角度を収めやすくするのがモアベター。
13) フレームカバーなどを付ける。

ハンドルが当たる場合は二重に!
動いてしまうのでマスキングテープで固定。


14) タイヤとフレーム本体を輪行バッグ(OS-500)に入れる。

OS-500には、自転車以外にも空隙が大きく残っていたので、サイクルウェア、シューズ、ボトル、ヘルメット、バッグ、予備チューブなど周辺グッズを空いたポケットやスペースに詰め込むことができます。



●組み立ては、逆の手順です。
・RDは車輪をつける前にエンドに装着してください。

ZEN-HP > Bike >ここ >ペダルの外し方
        >輪行マニュアル


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