Bicycle 工具・道具
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ブリーディング注入ホースロック
100119
油圧ディスクブレーキのマスターシリンダー(レバー)〜ホース〜キャリパーを結ぶオイルラインにフルード(液:通称オイル)を満たすブリーディング。 その一連の作業の中で、ブレーキ本体であるキャリパーへの注油作業が大事です。 その注入口に注入ボトルからのホースを接続しますが、これが途中で外れたら、かなりやっかいです。 せっかく気泡が抜けてきても、最初からやり直しです。 安心して作業するには確実なロックが必要です。 |
メーカーによっては注入口のカタチがイマイチな物もあります(ダストキャップをつけるにはいいけど、注入ホースはすぐ抜けやすいような)。 メーカーはワイヤーやタイラップでロックすることを薦められています。しかしフルードでヌルヌルになったこの部分はとてもやりにくいです。 写真はHAYES・STROKER。 |
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そこで簡単に確実にロックできるものを作ってみました。 | |
素材は22番ピアノ線です(0.7mm) 適当な太さのドリル歯の根本に巻きつけるだけ!5mmホースにはもっと小さい径の4.5mmドリル歯。 上の写真のように片方を長めにし、端末は刺さらないよう曲げておきます。 |
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まず、ホースに通します。やや奥に。 写真では左がかなり飛び出てますが、コレは二つ上の写真の右側のように折っています。 これを注入口にはめます。 |
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注入口にはめてから、押し付けるようにクルクル回していけば、注油口を乗り越え、ホースを密着させロックします。 かなりしっかり止まってます。 |