Bicycle トラブル・リペア・メンテナンス
by ZEN
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タコ焼きでピストン
サスフォーク用ポンプのピストン再生
100222
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自転車のエアー・サスペンションに空気を注入するポンプのピストンが破壊してしまいました! グリスに樹脂攻撃性があったのでしょうか? 昔からのサイクリストになじみのポンプの名門、ゼファールだけに残念でなりません。 ゼファールはけっこうスモールパーツを供給してるのですが、これは、シャフトにネジ込みではなく、一体成型されているので、リプレースメント・パーツはありません。 通常は捨てるしかないです。 でもZENはあきらめません! ピストンを作ろう! 型を取って、アクリル樹脂粉末を溶剤で固める方法をとりました。 型は全てを包み込むようにして2分割とし、鯛焼きのようにすればいいのですが、先端にパッキンの入る溝を作るため、それは難しいです。 シャフトといっしょに固めてしまうので、半分の型で、シャフトを回転させながら成型していくことにしました。 鯛焼きではなく、タコ焼きの要領です。 |
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型は粘土に押し付けただけ。 シャフトごととります。 |
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まずは半分固めます。 |
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数10分で固まるので、90度回転させて、また型に流し込み3/4にします。 |
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と、ここでシャフトの角度が気になりました。ピストンと真っ直ぐでない(><) シャフト部の型が短いのが敗因です(><) もっと長くして、平行度を保てばよかったです。 半田ゴテでシャフトを熱して、角度を修正しました。 |
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3/4できたら、最後が難しいです。 最後の1/4はいきなり作れません。 形成したものが型の入り口をふさいでしまいます。 わずかに回転を戻して、隙間からアクリル樹脂粉末を入れて固めます。 |
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最後は大盛りに盛り付けて、ヤスリで整えることにしました。 でも、けっこう大変です。 出口をふさぎ、フルに最後の1/4を作るのに、素材導入溝を開ければ良かったです。 |
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これが型からとったとこ、 バリもでていますね。 ヤスリで形を整えます。 |
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他の部分もヤスリで削って完成です。 しっかり圧も入るようになりました。 めでたし、めでたし (^^)v |