Let’s go to
the BONIN ISLANDS
小笠原へ行こう!
シーカヤッキングはholo holo
ZEN
小笠原シ−カヤックツーリング&ホェ−ルウォッチング
2001 Report
2001/4/3〜8
二見湾 カヤックツーリングの日は外海は荒れていたので、二見湾の中だけだった。しかし湾と言っても、かなり広くて、見所はたくさんある。灯台もと暗しのようで、いつかはじっくり漕いでみたいと思っていた。 湾と言っても、潜ればサンゴがあるし、太平洋戦争中の沈船や戦闘機、泳いでる海ガメにも遭遇した。 今回は、町の方にも漕いで行った。通称 赤灯と呼ばれる、 二見漁港の灯台の近く。以前から行きたかったがなかなかチャンスがなかったとこだ。ここには枝サンゴの大群落がある。 ここの枝サンゴの大群落は本当にみごとだ。カヤックの下の水中に広がる枝サンゴの森は、かなり幾重にも複雑に重なって、魚のいい住みかになっている。 |
境浦の沈船 境浦に横たわる沈船は、太平洋戦争中、魚雷攻撃を受けた輸送船の濱江丸(ひんこう)。小笠原丸クラスの大きな船だった。 かつてはちゃんと船の形をしていて、甲板には木が生えていたが、台風が来るたびに崩れて小さくなっている。来年はもう完全に水没してしまうのではないだろうか? |
今回は濱江丸(ひんこう)に潜ってみた。かつての甲板にハッチが口を開けている。かなり無気味。 |
戦闘機の残骸 境浦の森の中には、米軍の戦闘機の残骸があった。しかし、腐食の具合はとても60年の歳月を感じさせない。最高の素材を使っていたのだろうねえ。兵器というのはそういうものだ。 |
あたりのジャングルはトレッキングするのに楽しい。珍しい植物が多く見られる。 これはタコノキの根本。 今回は小笠原の植物ページも新設しましたので、そちらもどうぞ! → 不思議植物 |
サンダーバード作戦 3日目はサンダーバード作戦によるホエールウオッチング。 貸しきりのウオッチングボートにカヤックを積んで、クジラに近くで漕ぐサンダーバード作戦。 アクションの豊富なザトウクジラはいつまで見ていても飽きないね.。 ↑ テールライズは深く潜る用意。 |
水面直下に横たわりムナビレをパタパタさせるフリッパースラッピング。このクジラはしばらくこれを続けていた。 |
イルカ 父島南部のハートロックの真下。小笠原いちの荒荒しい断崖の続くエリアで泳いだ。 すごく透明度がいいのに、ドン深で海底は見えない。透明度がいいままに底へ底へとインクブルーの世界が深くつづいている。そんなとこをシュノーケリングしていると、上下左右の空間感覚が妙な気分になってくる。 2頭のイルカが猛スピードでこちらに泳いでくる! 1頭は少し小さい。親子のようだ。 彼らは僕らの周囲を泳ぎ回る。 我々に好奇心を持ったのか、子供の方がすぐ近く、手の届くあたりまでに寄ってくる。 すると母親は、「知らない人にあんまり寄っちゃあダメよ。」とばかりに子供を連れ戻しにくる。でもしばらくすると、子供はまた我々のすぐそばへの泳いでくる。そしてまた母親が連れ戻しにくる。そしてそれをまた繰り返す。ドルフィンスイムのとりこになってしまった。 |
最終日、午前中はイルカを追ってヒョウタン丸で海に出た! 空はバッチリ晴れて海が美しい! 船が苦手だと心配していた裕子さん、最後は船にゆられる楽しさがわかってきた。 南島瀬戸で。 |
おがさわら丸を見送るヒョウタン丸。藤井ちゃん(黄色いTシャツ)が手を振る。小笠原に残り、次の便(1週間後!)で帰る。 ウラヤマシイ! さようなら! |
シーカヤッキングはholo holo
ZEN
Photo by 薛 雅春(せつ まさはる:ZEN代表)